- OpenCVで画像の表示
久しぶりの投稿です。
今回は、VisualStudioにインストールしたOpenCVを使って画像の表示をしようと思います。
ーー今回は、ものすごく簡潔にしか説明していないです。--
- 新規プロジェクトの作成
まずVisualStudioのメニューバーの「フォルダ(F)」→「新規作成(N)」→「プロジェクト(P)」をクリック。
以下のように「空のプロジェクト」を選択。
プロジェクトの名前を好きなように変更します。
次に、64bitアプリケーションを作成するのであれば以下のようにソリューションプラットホームを変更します。
次に新しいソースファイルを作成しましょう。
ソースファイルを右クリックし、「追加(D)」→「新しい項目(W)」
C++ファイルを選択し、名前を決めます。
これで後は、パスの設定だけですね。
- インクルードパスの設定
プロジェクトからOpenCVのヘッダーを参照するためにインクルードパスを設定します。プロジェクト名を右クリックし、「プロパティ(R)」を選択。
左上の「構成(C)」が「すべての構成」にし、「C/C++」をクリックする。
下画像のように「追加のインクルードディレクトリ」を選択します。
追加のインクルードディレクトリにOpenCVのインクルードパスを選択します。
今回の例だと、”C:\opencv\build\include”ですね。
ここは自分のopencvフォルダに合わせて変更してください。
- ライブラリパスの設定
先ほどのインクルードパスの設定と同じように次はライブラリディレクトリを変更しましょう。
追加のライブラリディレクトリにOpenCVのライブラリパスを選択します。
今回の例だと、”C:\opencv\build\x64\vc14\lib”ですね。
ここも自分のopencvフォルダに合わせて変更してください。
次に、ライブラリのリンク設定をしましょう。
これは、ReleaseモードとDebugモードのそれぞれで変更する必要があります。- 左上の構成を「Release」にしてリンカーの「入力」→追加の依存ファイルを変更します。
ここに「opencv_world320.lib」を入力します。
- 左上の構成を「Debug」にしてリンカーの「入力」→追加の依存ファイルを変更します。
ここに「opencv_world320d.lib」を入力します。
Releaseのときと違い320d.lib、’d’がつきます。
- 左上の構成を「Release」にしてリンカーの「入力」→追加の依存ファイルを変更します。
- 画像の表示
プログラムの詳細はまた今度します。たぶん#include <iostream>
#include <opencv2/core.hpp>
#include <opencv2/highgui.hpp>int main(void) {
cv::Mat img;img = cv::imread(“./Lenna.bmp”, 1);
cv::namedWindow(“image”);
cv::imshow(“image”, img);
cv::waitKey(0);cv::destroyAllWindows();
return 0;
}上のプログラムで実行してみましょう。
画像は、「エクスプローラーでフォルダを開く(x)」で開いたディレクトリに画像を置いとくと便利です。
以上、大雑把な説明?とういか使ってみようです。
- 新規プロジェクトの作成