【C++, OpenCV】Visual Studio 2017にOpenCVをインストール

  • OpenCVを使ってみよう

    今回(初めてだけど)は、画像処理によく使われるオープンソースのコンピューター・ビジョン・ライブラリーであるOpenCV(Open Source Computer Vision Library)をVisual Studio 2017にインストールしてみましょう。

    1. Visual Studio 2017 をインストール

      OpenCVを使うために、まずMicrosoftがリリースしているWindows環境における統合開発環境であるVisual Studioをダウンロードしましょう。
      学生や個人で使うために無料で利用できる「Visual Studio 2017 Community」が公開されているので、それをダウンロードしましょう。
      Visual Studio ダウンロード

      インストールする際に必要な機能を選択するのですが、C++系にチェックいれてくれるとうれしいです!

    2. OpenCVをインストール

      いよいよ本題のOpenCVをダウンロードしましょう!
      最新版のwin packをダウンロードし実行。
      OpenCVダウンロード

      /*今回は、OpenCV 3.2.0で進めていきます*/

      OpenCV 2系から3系で少し変わったため、2系のソースコードが3系では動かないことがあります。
      でも新しいほうがいいよね,気持ち的に!

      実行すると保存先ディレクトリを聞かれます。

      指定したディレクトリに「opencv」フォルダが展開されるので,C:\に移動させます。

      /*この際、ファイル名を「opencv3.2.0」などのように、バージョンがわかるよう名前を変更するといいかも*/

    3. 環境変数設定

      プログラムからOpenCVを使用するためには環境変数へPathを追加する必要があります。
      そのために環境変数設定の画面まで行きましょう。
      /*設定の検索から”環境変数設定”で検索でも開けます*/

      まずスタートボタンを右クリックし、「システム(Y)」からシステムウインドウへ。

      次にシステム情報 →システムの詳細設定

      次に環境変数(N)。

      次に、
      (1)システム環境変数(S)のPathをクリック
      (2)「編集」をクリック

      編集画面中の「新規(N)」をクリック。

      以下のようにPath”C:\opencv\build\x64\vc14\bin”を入力。

      /*opencvファイル名を変えた方は、あわして変更してください*/

      /*Pathは、ダウンロードしたopencvのバージョンにあわして変更してください。どのバージョンでもopencvフォルダ内binまでがPathです。
      ex, C:/opencv/…/x64/…/vc??/bin  */

      以上で環境構築終了です!


  • 次回は、簡単なプログラムを動かしてみようかな。たぶん

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